住まいづくりの妥協ポイント〜理想と現実の狭間で〜

住まいづくりの妥協ポイント〜理想と現実の狭間で〜

理想のマイホームというのは難しいものである。なぜならば、欲を言い出せば際限がなくなるように、マイホームも上を見ればキリがないからである。つまり「理想の」というのは実は「妥協点」を指しているのと同じことなのだ。

もし予算が際限なくあるのであれば、東京ドーム5個分の土地にバーンシュタイン城のような…となるのであり、そのような事を言ってもしょうがないのでやはり現実的な予算範囲で、あるいはそれを少し超える程度で考えなければならないだろう。

となると、限られた予算で何が理想のというよりも、限られた予算でどのあたりまで妥協できる物件が確保できるのかという事であり、それは素人ではなかなか難しいのである。つまりそれが冒頭で述べた、「理想のマイホームというのは難しい」という事の所以である。

現実では不動産会社や建築家と相談しながら、予算を示し、その予算内で何が出来るかを相談し、家を作り上げていく。

つまりそれこそが理想のマイホームを作る過程なのであって、そういったプロのいないところで、予算もなしに考える理想のマイホームというものは、「お城に住みたい」という子供の願望と同じなのである。

つまり、家を持っている人は全て理想のマイホームに住んでいるのであり、もっていない人はまだ理想のマイホームを知らないという事なのである。